2014年10月9日木曜日

毎日やってくる熊

2歳に満たない可愛い小熊。 今朝は7時半にやってきた。
以前ずーっと来ていた3歳くらいの熊はどうも殺処分されたようだ。殺処分に反対する私には内緒で処分している、すでに12頭もの熊が処分されている。住民の声で処分するのが基本であるが
子ずれの熊、そのときの状況、手負いの熊以外熊は恐ろしいものではない。人を見るなり襲って来ればすでに地球上から熊は絶滅している。何故なら猟師にとって襲ってくる熊ほど簡単に捕れるものは無い。とにかく逃げる。逃げる動物なのだ。私も昨年襲ってくる熊を仕留めたが落ち着いてさえいればこんな簡単なものは無い。
現在 お仕置きと称してオリに入った熊をいじめにいじめ抜いて
帰って来ないようにいじめて放獣している、結果中には手負いの熊と化す。机上の空論で行っている大学教授には私は反対である。これが続くかぎり人身事故は増えて行く。人里に熊が来るようになった原因ははっきりしているが文章が超長くなるのでやめておく。
我が家は林の中にあるため月が真上に来るまで見えない。
このころから赤い月になる、何とも不気味な赤色だ、乗鞍の
熊も、サルも、犬も、キジもこの赤い月を見て何を考えているのだろうと思った瞬間自分自身も彼らと同じである事に気がついた。
このころから普通の色になる。


凄いスピードで丸くなる。

2014年10月2日木曜日

御岳爆発



仕事で山頂に向かう途中冷泉付近。

乗鞍山頂より御嶽山を望む。
手前のガスで見にくいが中央奥が爆発の噴煙。
乗鞍山頂より御嶽山は近い為もくもくと立ち上がる噴煙が
肉眼ではっきり見える。
山頂神社のt氏の話を聞いた。氏は岐阜県側に住み
毎日山頂に通いおみくじなど売っている人物である。
話を聞いてびっくりした、気象庁によると予測は出来ないと言っているが爆発前日氏が山頂到着時からゴーと言う地鳴りがして
それがピタリとやみまたゴーと鳴る。氏が帰るまで1日中続いたと言う。今夏位から岐阜県側の人達は御岳が爆発すると言って
いたそうだ。また、爆発当日10時半に白い煙が立ち登りその1時間23分後に真っ黒い煙を吐き爆発。白い煙の時逃げていればあんな大惨事にはならなかったと思うし気象庁もまったく前兆が無かった訳でもなし、せめて危険レベル2にしていれば半減していたと思う。ただただ山頂からご冥福をお祈りするだけである。

情報の凄さに驚く、
きれいな紅葉の年は道路沿いにアマチュアカメラマンが
車の走行に邪魔なくらい立ち並ぶが今年はまばら、情報が行き
届いている為と考えられる、情報とは凄いものだ。
9月半ばの霜で紅葉せずに枯れてしまったナナカマド。
黄、緑、赤のコントラストがすばらしい、カメラマンにとって
絶好のビューポイント、の筈が手前のナナカマドが枯れてしまい
見向きもされない、きれいな年この付近は車の走行がやっと。
かろうじて難を逃れたナナカマドだが色はくすんでいる。

2014年9月27日土曜日

本日の収穫と我が家のペット

今夏は雨ばかりで楽しいことはなかった、せめて秋くらいは
きのこの為に雨がほしいと思っていたが中々雨が降らない、
ようやく台風16号の雨のお陰でマツタケが出始めた。人々は雨を嫌い風を嫌う、より豊かにより便利により都合のよさに、自然界の
脅威を嫌う、その昔から伝わる祭りは豊作と雨乞いの祭りが主であった。風もまた、涼風、そよ風、朝風などさまざまな呼び方で
歌われて来た。雨もよし、また風もよし。
本日の収穫、マツタケ、ショウゲンジ、アイシメジ、クリタケ、
ヌメリササダケ、ハナイグチ、クリフウセン(ニセアブラシメジ)
などなど。鍋が抜群にうまい。
我が家のペットである、とても人懐こい熊で、しかもとても臆病な熊である。5メートル位近ずくと5メートル位逃げる、こちらで5メートル位さがるとまたきてカゴのりんごを食い始める。ついこの前までは150キロ級の見るからに恐ろしい熊が2頭毎日来ていたが
殺処分されてしまった。今はこの熊ともう1頭同じ大きさの熊が入れ替わりりんごを食いに来ている、

敵対しなければ熊は可愛いものです。

2014年9月21日日曜日

花豆

緑色したサヤが茶色に変色したら順次収穫していく。
本日の収穫。むしろに広げ乾燥。

1つのサヤに1から5こ入っている。
昨年の出来は最悪であったが今年の出来は最高。

2014年5月4日日曜日

窓にぶつかった菊頂

この鳥はキクイタダキと言う鳥。
頭のてっぺんが菊の花に見える所からこの名がついた。
どう見ても菊の花には見えないとお思いでしょう、しかし
飛んでいる時には見事と言うべき菊の花に見えるのである。
頭の上の黒い部分なぞ一切見えない見事な菊の花である。
「菊頂」とはよく命名した物だと感心していた所だったがこの通り。

昨年も同じ場所のガラスにぶつかって死んでしまったが
今年は脳震とうで済んだ。しばらくして2メートル位林の方へ飛んで
又ぶつかった。「何で?]と思ってよく見るとガラスが鏡の役目になり林が写っているのである。鳥にとってはガラスではなく林なのです。
「どう?見てこの頭、菊の花に見える?」と言っているようだ。
これが菊の花に見えるのだから不思議だ。

この鳥を始めて見たのは50歳位の時冬の上高地の梓川べり。
一緒に居た鳥好きのテレビマンから 「頭の上に菊の花が咲いているのでキクガシラ」と教わった。
滅多に見れる鳥ではない。
このまま死んでしまうのではと、とても憂鬱な気持ちで思いっきり目で看病していたら元気になり
無事今度こそ本当の林に帰っていった。ほっと胸をなでおろす、嬉しかった。

2014年1月2日木曜日

一応元気になりました


伐採の木の下敷きになりドクターヘリで松本の病院に運ばれたのは2013年の10月28日であった。背骨の破裂骨折。兎に角激痛のみ。全治6ヶ月の診断、完治1年と言われた。運が良かった悪かったはいまだに分からないが一つ言える事は死と車椅子にならなかった事、は運が良かったと言うべきでしょうか。そんな年に限ってストーブの薪が足りなくなってしまった、お客さんにお願いして薪作りをして頂いた、自分は布団の中。
今シーズンはそんなことの無いように早めに薪作り、パパと高校生、中学生のお嬢さんにお手伝いして戴いて今シーズンは間に合うと思う。でも大丈夫今は動けるから。

年をとると一年があっという間に過ぎてしまう、貴重な一年を布団の中で過ごす、無駄な1年を過ごす、悔しい。
左の写真アオノツガザクラとチングルマ。
いつまでも怪我人であっても仕様が無い、槍ヶ岳へのガイドの仕事が入って心配ではあったが行く事とした。この季節 他の草花は枯れて行くのに この花 やっと雪が融け遅い花を咲かす。強い。
言うまでもないがこの花たち6月の花である。 




県警とのレスキュウ訓練
怪我からピッタリ1年。
ヘリに吊られると背骨も伸びてリハビリにはいい効果、心なしか
痛みが取れた。
唐澤警部と。
この唐澤警部 長野県警でのヘリレスキュウの第一人者、北アルプスをかかえ遭難、事故件数の最も多い長野県、日本の第一人者といって良い。長い付き合いである。

24時間目が覚めている間は背中が痛い。
でも元気になりました。
40年以上猟をやってきましたが初めて1人で熊を仕留めました。
この通り元気になりました。
何十、何百と熊は獲って来たが1人で獲ったのは初めて、いつ死んでも悔いは無い。






昨夜からの雪でこの通り・・・
今朝は早くから雪かきです。

ムスコの車もこの通り



2014年1月1日水曜日

新年明けましておめでとうございます!

新年早々の晩餐は熊鍋と戴いた函館の塩辛

それをつまみに戴いた銅製のグラスで乾杯です。