2016年3月25日金曜日

寒の戻り

昨日は雪も降り積もり1日休業。
今日はとても寒い陽気だったが昨日の雪も消えたので
じっとしていられなくて上の畑に出た。

先ず昨年のマルチはがし。
昨年まで使っていたインゲンとキュウリの 手がもろくなり
ポキポキ折れるようになってしまったので焼却して畑の肥料と
土壌の中和剤の代わり。手は初冬の水あげをしていない時期に
切るのだが3~4年位しか持たない。夏など水上げしている時期に切ると何と1年しか持たない。
この部分だけ 土が凍っていてマルチにくっついていてはがれない、まだ3月だもの無理はない。
土まで融けるのは4月半ばだね。
今年初めてヒラ茸の菌コマを買った、あまり 旨いキノコではないので今まで栽培しなかったがキノコ鍋で山の賑わい程度で考え
買ったが楢材では適さない事が書いてある。楢材は余るほどあるが、さて困ったと思っていた所、畑横の斜面に雪の重みで折れた白樺の木があるではないか、能書きに太い木が良いとあるピッタリ。




以前誰かが皮を剥いでありこの部分だけ少し弱っていた。
愛車?に載せて、明日も寒いのであさってコマを打つことにする。

2016年3月23日水曜日

早い春



 今日は彼岸の開けの日。
いつもの年であれば彼岸は約束のように雪からのお墓の堀り出しから仕事が始まるが今年は畑仕事が出来てしまう。

上の畑の全景




下の畑全景。
上下併せて1反歩強(350坪) 
家庭菜園にしては ちとでかすぎる。

上下の写真とも真っ白な乗鞍岳が空の灰色に染まり見えない。



 昨年雪中キャベツを試みたがこの通り。
内陸に有って厳寒の当地では無理である。
ウサギの餌程度。所詮先輩たちが出来なかった事は私如きにはやはり無理である。



この棒は花豆の「手」である。
花豆のつるがこの棒に巻きついて成長する。
当地では花豆等のつるに手を差し伸べる意味で「手」と言う

ここに束ねてあるグリーンの棒、
人工の 「手」である。昨年棒が足りなくて清水の舞台から飛び降りて50本買った。とてもお高いのである、隣の畑のおばさん曰く
「買えば何でも買えるが自然の物が一番いい」との話、「真夏の暑い日、自然の棒は絡まったまま落ちないが人が作ったナイロンの棒は暑さで落ちる」と言う、全くその通りであった。

昨秋今年のためにとって置いた「手」300本。
花豆、モロッコインゲンが安心して絡まってほしい「手」。

2016年3月18日金曜日

こちらも山おやじ

きのこのコマ打ちをしていて気配を感じたので横を見ると
いつもの山おやじ、大体5日周期で廻って来る。もう1頭いるが
こちらは年老いた茶色のカモシカ。もう1頭は黒色で青年。

出来るだけ近ずいてみる。
ここまで。
決して慌てて逃げることはない。
かなり慣れている。
また5日後に来るから と言っているようだ。
途中枯れ枝に眼の下にある腺から出る匂いを
一生懸命こすり付けている。

2016年3月16日水曜日

ロケットストーブ完成、湯沸しテスト

おとといまでの大雪で 雪かきの為出来なかったロケットストーブでの湯沸しテストを本日やった。

まず焚口に薪を入れ火をつける。
薪は楢材で大きい方が良い。
底に炎が見え二次 燃焼が始まったら鍋をかける。

本日の鍋は水12リッターの 大鍋。
場所は外、鍋に白樺などの木が写ってしまった。

火も順調 。

煙突と鍋の間隔もこんなものかな。

7分後少し湯気が立って来た。

焚口の火はこんな感じ

沸いたあ。


沸騰したー。
が 沸騰まで22分掛かってしまった。希望沸騰時間15分、
見た目より機能性を重視したが少し改善の余地ありか。
大鍋で茹でるのはソバ、これからは山菜、きのこ
生活苦しい折、このロケットストーブは助かる。




















2016年3月11日金曜日

出来た。

2日連続で雪が降った。
今日降った雪は冬の雪、昨日のの雪は春の雪。
ようやく乗鞍岳が少し顔をみせた ので撮って見た。
綺麗です。

野生のイノシシを岐阜の友人のハム屋さんにお願いしてあったハムとベーコンが 出来上がった。友人の話「始めて野生のイノシシのハム、ベーコン、ソーセージを作ったが責任上味見をしたけどメチャクチャうまい」
と言うので即味見、まぎれもなく市販のハム、ソーセージとは雲泥の差。
それにもまして商社とか商社マンといえば聞こえもいいが日本の商社は日本人の事は何も考えていない、中国産の病死であろうが奇形であろうが兎に角安く仕入れてメーカーに卸す、これはある商社マンから聞いた話。
やはり野生のものは安全でうまい。

こちらはベーコン。
90パーセント油ではあるが油がすこぶるうまい。

2016年3月10日木曜日

春の雪

今頃降る雪は重い。

他のスキー場などでは雪が降るとこんな景色になるが
乗鞍は標高が高く気温もかなり低いため降る雪は超粉雪
ですから木に着雪することは無い。
気温の上がる3月に降る雪は湿っていてこんな風に着雪する
長い時間降ると木が折れることが良くある。
都会では天気予報には無いと思うが、長野県では注意報に
着雪注意報、着雪警報がある。
乗鞍ではこんな景色がシーズン中1,2回ある。
こんな雪はすぐ解けてしまう。
10センチ以上降ったが既に道路の雪は無い。


2016年3月9日水曜日

暖冬、雪不足、早い春、春仕事。

例年春仕事は雪の消える4月半ばから始まる 。
スキー場のゲレンデもいたる所で土が見えている。
家の周りにはほとんど雪が無い、そんな訳で毎年5月の連休頃行っているキノコの菌コマ打ちを始める事にした。原木にドリルで穴を開けコマを打ち込むだけ、単純作業だが時間は掛かる。この原木はまだまだほんの1部。
きのこ栽培には工場の建物の中での栽培と原木栽培がある、原木栽培専門農家では陽と日影を調節したり毎日のように水を与えたりして管理をする。我が家では一切管理しない、自然のまま
天然物にするために。キノコがその年の天候条件で出る年もあれば出ない年もある。味は天然物そのもの。

原木上に写っている大ハンマー。
この大ハンマーで両方の切り口を思い切り数回叩く、木は切り倒されても大きなショックを感じなければ自分は死んだと思っていないのである。1メートルに切るのだが死んでいないと思っている木は春になると芽が出てくる、水分が無くなると当然芽は枯れるのだが
それでも死んでいるとは思っていない、そんな木にキノコの菌を打っても何年経ってもキノコは出ない。多分
治癒力と言うか他の異物を寄せつかせないのではなかろうか。

2016年3月5日土曜日

ロケットストーブを作った。
20リットルのオイル缶の横に煙突の径と 同じ
穴を開け缶と煙突の間にバーミキュライトを詰める。
同じ サイズのオイル缶の底を切って重ね上と同様
煙突の隙間を埋める。
上下の缶を鉄板ビスで止めて蓋をして出来上がり。
作成時間30分、定規、スケールなど一切使わない。
二次燃焼の原理さえ理解できていれば寸法など
どうでも良い、中の詰め物さえ濡らさなければ。
ロケットストーブに必要な物。
オイル缶2個、l字型煙突1、バーミキュライト40リットル。
ここで1つ足りないものがある、焚き口のt字型煙突
市販の煙突は10センチ程度の物しか無いので15センチの
特注としたが間に合わなかった。焚き口はこれからである。


焚き口は着いていないが入り口で木を焚いてみた、
最初少し煙が出たが煙突が温まったらゴーと言う音と
同時に完全二次燃焼、煙など一切出ない、こだわった
15センチの煙突、凄い火力だ。